気象台によると、きょう富士山頂付近では最低気温がマイナス11度ちょうどと今シーズン最も低くなった。ふもとの山梨県富士吉田市は独自の初雪化粧宣言を発表した。宣言の発表は平年より1か月ほど遅れ、最も遅くなった。一方で初冠雪は山頂から30キロ以上離れた甲府地方気象台で職員が目視で確認のうえ発表することとなっていて、山頂付近に厚い雲がかかり積雪の状況を確認できていないとしている。ふもとの山梨・鳴沢村にあるスキー場ではリフトに座席を取り付ける作業が始まった。スキー場はリフトの安全確認や人工降雪機を使ったゲレンデの整備を進め来月中旬のオープンを目指している。