中国では9月28日からの8連休で8.26億人が国内旅行。その観光収入は日本円で15兆円と去年比で2.3倍。日本への団体旅行も解禁され、インバウンド需要に期待が高まる一方で、オーバーツーリズムも社会問題に。宮島では「宮島訪問税」を今月1日から100円ずつ徴収。現地では、その安価ぶりから目立った混乱などは見られず。中国人はコロナ禍を経て「自分がどうありたいか」という個人的な感情が強まってきている傾向にあり、団体ではなく個人旅行の増加も目立っているという。
成田山新勝寺は中国人観光客が飛行機の待ち時間に訪れる場所として人気。注目スポットは「ふもとっぱら」。大自然に囲まれながらアウトドアが楽しめる。中国のキャンプ上では高層ビルを背に密集している。今、中国ではキャンプブームとなっている。理由は新型コロナ。中国国内では都市間の移動が厳しく制限されたことで近場で楽しめるキャンプへの注目が高まった。ゆったりとマイペースに過ごせる日本のキャンプ場は中国人に人気で、ふもとっぱらでは1割弱が中国人客。運営側も中国人観光客の旅の選択肢になることを期待している。