浅草寺近くで100年以上に渡り愛され続けている「浅草 まえ田」。趣のある渋い店構えの店内には若い女性の姿が。女性が食べていたのは強火で炒めたチキンライスを薄焼きの卵で包んだ「おむらいす(900円)」。他にも豚のゲンコツと鶏ガラで出汁をとったスープに自家製のチャーシューを乗せた「らーめん(650円)」、これからの季節に食べたくなる「冷やし中華(850円)」はピリ辛の自家製ラー油をかけて一度で二度楽しめる。ボリューム満点で安いと評判の食堂。約120年の味を守るのは4代目女将・幸子さん。5代目となる息子・宏生さんと共に厨房で腕を振るう。そしてムードメーカーの名物マスターの夫・正夫さん。お店にはいつも笑顔が。お客さんが愛してやまないのが「牛すじ煮込み(650円)」。手間暇かけ丁寧に下処理した牛すじ肉を継ぎ足しの醤油ベースのスープでじっくり煮込めば長年愛される名物の完成。お客さんは「とろける感じがたまんない」と大絶賛した。
住所: 東京都台東区浅草