街行く人300人にかぜを早く治す方法を聞いた。30代女性は熱いお風呂に入ると話した。お風呂に入ると答えたのは300人中22人。専門家は熱いお風呂に入ると体力を消耗する恐れがある。あまり熱くないお風呂に短時間で入るのはいいと話した。80代女性はねぎを首に巻くと話した。ねぎを首に巻くと答えたのは300人中2人。専門家はねぎに硫化アリルという揮発性の成分が入っていて、そのにおいによって鼻が通った感じがする。一時的に鼻が通るような気がするかもしれないが、かぜを治す効果はないと話した。果物を食べると答えたのは300人中6人。専門家は昔はビタミンCでかぜを治すと言われた時代があったが、ビタミンCでかぜを早く治す根拠はないと話した。しかし、ビタミンCにはウイルスと戦う白血球の働きを助ける効果があるという。30代男性は子ども用のかぜシロップを1本丸飲みすると話した。専門家は子ども用のかぜ薬といえど、かぶ飲みだと適正な用量を超える恐れがあると話した。他の30代男性はかぜ薬を使用量の1.5倍飲むと話した。専門家は肝臓や腎臓などの臓器に副作用が出るリスクがあると話した。気合いで治すと答えたのは300人中9人。専門家は悪くない、自分は大丈夫と思えば免疫力も上がると話した。汗をかくと答えたのは300人中25人。専門家は一時的に熱は下がるので楽になった気になるが、根本的にウイルスが死ぬわけではないと話した。