きょうの日銀会報では、通常の金融政策をめぐる議論に加え、国債買い入れの減額に関する中間レビューが行われる。長期金利の動向について、4月の途中から5月の下旬にかけて上昇して、その後、少し落ち着いてきているが、高止まっているのが現状。特に20年もの以上の超長期金利が上昇している。上昇の理由は生保の超長期債の買い入れが一巡している。財政再建への懸念。トランプ関税の影響もあり、世界的なインフレ高止まりが起きるのではないかとの見方もある。現在、日銀が行っている減額計画は来年の3月までに月間の買い入れ額を四半期ごとに4000億円ずつ減らしていくという。