みずほ証券・三浦豊さんの日経平均予想レンジは30900円~31400円。三浦さんは「連休中の米株高をうけて上昇して始まり、一服後は中東情勢など反落するが売り買いが交錯して乱高下すると予想している」などと述べた。注目ポイントは「需給の動向に注目」。三浦さんは「日経平均は半月で約3000円以上急落。米国株安をうけて売りが出て下落。需給の動向を見ておく必要がある。差引裁定残は日経平均との連動性が高く騰落に大きな影響を与える。裁定売買が交錯しやすい。海外投資家の動向、現物先物で買い越し金額をふくらませたが売り子しが目立ち下落をさそった。累積では現物、先物ともに買い越し。米国株が下落すると売り余地がある。累積の売買代金はリバウンドの水準を占う上でも重要。3万2000円付近になると投資家が手仕舞い売りをふくらませることが予想される。上値をおさえると考える。債権売りで3万円に接近すると裁定売りを誘って3万円を下回る場面も予想される。当面は3万1500円前後を中心とした戻り売りで対応するのが良いと考えている」などと述べた。