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「みず」 のテレビ露出情報

五味さんはそれまで、子どものものとされていた絵本を、大きく変えたと言われている。五味さんの70冊以上の作品に関わってきた編集者の有川裕俊さんは「新しい絵本の世界をひらいてきたのは間違いないと思う」「それまではお話があってお話に挿し絵がカラーでついている感じだったのに絵と文を一体化させている そこに五味さんの絵本の大きな違い 今までと違うものがあるんじゃないか」などと語った。絵と言葉によって織りなされる五味さんの作品。その特徴がよく分かるのが「いっぽんばしわたる」という作品。有川裕俊さんは「文だけ聞いているとあなた何を言いたいんですかとわからない」「全然因果関係がどこにもないんだけど絵を読むと何の違和感もない 大変な発明だと思っている」と語る。
五味さんの細部へのこだわりに驚かされたという人もいる。クエリーティブユニットのtupera tuperaは、パンダ銭湯を始め、ユニークな絵本が軒並みベストセラーとなっている。実は五味さんの絵本に刺激を受けて絵本を書き始めた2人。中川敦子さんは、五味さんは形から表紙、裏表紙、中の見返し、背表紙とか物であると、絵本は一つの物、プロダクトとしても絵本には魅力がある、と語った。
五味さん自身は絵本をどのように捉えているのか。五味太郎は、絵本は簡単に言えばエンターテインメント、娯楽です、それを十分に遊べるのが子ども、などと話す。絵本はスリリングな世界で愉快な世界だとしていた。絵本の常識を覆す作品を次々と生み出してきた五味さん。編集者の有川さんはその発想の源に触れたときのことを、今も覚えているという。有川さん「あるとき五味さんに『考えるっていうのはどういうことですか』と聞いたら、そしたら五味さんが即答で『よく見ることだな いろんな角度から見られるようになったら本当に考える人だ』って そしたら五味さん自分でそれをやっているんです これ『みず』っていう絵本ですけど」と絵本を紹介。有川さんは、ものの見方を提案していると話していたと聞くと五味さんは、たまたまそうやって生きてきたクセだと思う、子どもの仕事は見ることだと書いている、見て聞いていれば良い、その内にまとめたくなってきたり、まとめ方もバリエーションがある、それが個性だと思う、などと語っていた。子どものように見ることが創作の土台だという五味さん。五味さんは、子どもは未来に対して生きていない、いまを生きている、大人は来週のため、来月のために生きているという。
五味さんと20年来の付き合いがあるtupera tuperaの2人。親交を深めるきっかけとなったのは子供たちと自由に絵を描くワークショップだった。それ以来五味さんの自分の感覚を大事にする生き方に影響を受けてきたという。中川敦子さんは、五味さんに出会って、こんなに大人も思いっきり遊んでいいし、人生を楽しんでいいんだと、と話していた。今回の取材で五味さんは今夢中になっているという68歳で始めたチェロを見せてくれた。その他にも野球やテニス、俳句やマージャンなど興味は尽きない。なぜこれだけ人生を楽しめるのか。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月15日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ!(首都圏情報 ネタドリ!)
五味さんはそれまで、子どものものとされていた絵本を、大きく変えたと言われている。五味さんの70冊以上の作品に関わってきた編集者の有川裕俊さんは「新しい絵本の世界をひらいてきたのは間違いないと思う」「それまではお話があってお話に挿し絵がカラーでついている感じだったのに絵と文を一体化させている そこに五味さんの絵本の大きな違い 今までと違うものがあるんじゃないか[…続きを読む]

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