次の依頼は世界最凶といわれるスズメバチの駆除依頼。依頼したのは埼玉県春日部市の住宅街にある一軒家に住む男性。住宅の換気扇フードの中からオオスズメバチが出てきた。オオスズメバチが世界最凶といわれる理由は高い攻撃性と毒性。毒針は大きい個体で約7ミリ、毒量も多く刺されて死に至るリスクが高い。一般的には雑木林にある木の根元やうろなどに巣を作ることが多い。家の中などで巣を作るのはまれで、天候不順で雨が多かったりすると、地面が濡れていて作れない状況になり温暖だと仕方なく入るのだという。換気扇のフードに檻を被せ、叩いて刺激して檻の中におびき寄せる。しかし、隙間からもオオスズメバチは出てきた。カチカチという音はオオスズメバチの威嚇音。外に出てしまったオオスズメバチはハンターが手で網を使い捕獲した。残りは家の中から捕獲する。浴室の天井を開けると、3段のオオスズメバチの巣があった。吸引器で1匹ずつ吸い込み、巣を撤去して作業終了。オオスズメバチは約200匹だった。