ダウン症モデルの菜桜さんは先月パリコレにゲスト出演し、海外のファッションショーに出たいという幼い頃からの夢を実現したと紹介。菜桜さんは9歳の頃に日本ダウン症協会のファッションショーのDOWN’s CHARMING COLLECTIONに応募・合格したことをきっかけに5年前からダウン症モデルとして活動を開始した。ダウン症のため全身の筋力が無く、歩いたり全身のポーズを作ることが大変なことで、指導者は1度言ったことをレッスン中に何度も忘れてしまう等の苦悩があるという。収入がなく生活が苦しいことから母親がモデルを辞めることを打診するも菜桜さんは諦めずレッスンを重ね少しずつ成長した。その後障害がありながらも夢を諦めない姿が有名デザイナーの目に止まり先月パリコレにゲスト出演を果たした。パリコレで菜桜さんが身につけたドレスは成人式の衣装で有名なみやびが制作したものである。自宅にはショーで着た衣装が保管されている。菜桜さんにはダウン症以外にも複数の合併症があり小さい頃から40回以上の手術を乗り越えてきた。母は生まれてすぐダウン症と告げられて2ヶ月半の間障害を受け入れることは出来ず、それまでの写真がないと話す。現在菜桜さんはモデル以外にも就労支援事業所での仕事をしている。
住所: 福岡県北九州市小倉北区宇佐町1-4-20
URL: http://www.shakan.co.jp/miyabi/
URL: http://www.shakan.co.jp/miyabi/