2億700万円という史上2番目の高値となった今年の一番マグロ。多くの業者がこの一番マグロを狙っているがこれまで4年連続で同じ企業が落札していた。番組では今年こそは手に入れると意気込む異例の経歴を持つ男性を取材した。昨日、東京都心はマイナス0.2度と冷え込む冬日。しかし、東京豊洲市場はその寒さを感じさせないほど熱気に包まれていた。昨日、豊洲市場に向かっていたのは蛎田一博さん。蛎田さんは10年前25歳で人材紹介の会社を起業。しかし、コロナ禍で仕事は激減。時間を持て余し、始めたのが釣り。3年前には小さな海鮮丼店をオープン。現在は寿司店を経営していて人材紹介会社と二足のわらじを履いている。青森県大間で水揚げされた276kgのクロマグロは2億700万円で競り落とされた。落札したのは「ONODERA GROUP」と仲卸業者「やま幸」。この2社による落札は5年連続。趣味の釣り、社員へ振る舞いたいという思いから始めた店は今や東京新宿駅近くの高層ビルの19階に店を構えるまでに成長した。初競りのマグロは今後、1万2000円から1万5000円のコースで提供する予定。有楽町かきだ・かきだ大将のコメント。ユニポテンシャルHPの映像。