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「ゆっくりすべり」 のテレビ露出情報

JAMSTEC(海洋研究開発機構)の探査船「ちきゅう」。去年11月、南海トラフ地震の震源域で「ちきゅう」が行っていたのは水深2650メートルの海底の掘削。掘った穴に埋められるのはJAMSTECが開発した光ファイバーひずみ計。10億分の1メートルという動きも捉えられるセンサーで狙うのはゆっくりすべりと呼ばれる地震の一種。通常の地震は断層が高速ですべって揺れや津波を発生させるが、ゆっくりすべりは断層が数日~数年かけてゆっくりと動く現象で揺れや津波は起きない。ゆっくりすべりは地震の前兆現象ではないかと考えられ、これを南海トラフ地震の震源域で観測することで巨大地震の発生予測につなげようという狙い。光ファイバーひずみ計を触ると光ファイバーが温まることによって伸びていく。ゆっくりすべりが起こることによって光ファイバーが伸びることを検知している。2011年の東日本大震災では十分な観測体制がなかったため前兆現象を捉えることができなかったが、紀伊半島沖や四国沖の海底に地震計やひずみ計の観測網を倒置。さらに高精度の光ファイバーひずみ計を今回の紀伊半島沖だけでなく四国沖と宮崎沖にも設置する計画で新たな観測体制を作って南海トラフ地震に備える。現在、千葉県沖でも発生しているゆっくりすべり。来る巨大地震の予測に向けほんの僅かな断層の動きも見逃さない研究・観測が本格化している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月27日放送 8:00 - 9:25 日本テレビ
ウェークアップ(ニュース)
去年11月、静岡市清水港。地震に関係する、ある現象を調べるための航海が始まろうとしていた。国の研究機関、海洋研究開発機構が所有する探査船「ちきゅう」。地震の調査を前に今回、特別に船内の撮影が許された。準備が進む船内を案内するのは、このプロジェクトを率いる海洋研究開発機構海域地震火山部門・荒木英一郎さん。地震の観測装置を埋め込むため高さおよそ70メートルのやぐ[…続きを読む]

2024年3月4日放送 13:55 - 15:50 日本テレビ
情報ライブ ミヤネ屋(ニュース)
先週火曜日から千葉県で多発している地震。きのうまでに震度1以上を観測したのは計32回。さらに先週木曜日から3日間連続で最大震度4を観測している。地震が相次ぎ不安な日々を過ごす千葉市民。年始の能登半島地震もあり防災意識は高まっているようだが、なぜ今千葉県で地震が相次いでいるのか。そしていつまで続くのか。実は1996年以降過去6回2~6年あまりの間隔で地震活動が[…続きを読む]

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