日本銀行は、さきほど短期金利の引き上げを見送り、年率0．25％に据え置くと決めた。（中継）りそな銀行ディーリングルーム。3会合連続の金利据え置きに反応したのが為替相場。ジワジワと円安が進み、現在は1ドル155円25銭とおよそ1か月ぶりの円安水準となっている。金利据え置きは、9人の投票者のうち、賛成8、反対1で決定。発表文で、日銀は今後のリスク要因として「海外の経済、物価の動向」のほか「企業の賃金」などをあげ、不確実性は引き続き高いと指摘。今後の米国経済の状況や企業の賃上げについて、より多くのデータと情報がそろう次回1月の会合で改めて利上げの是非を検討するものとみられる。