りんご収穫量の予想調査は、余分な実を摘み取る「摘果」の作業が一通り終わる毎年この時期に県りんご協会が行っている。弘前市・悪戸のりんご園を訪れ、測定機で実を挟んで大きさを測ったり、りんごの木1本あたりの実の数を確認するなどした。調査の結果、このりんご園では身の大きさは横幅が60ミリほどと平年並みかやや小さめで、実の数は適正だったという。ただ県内では先月以降、雨の日が比較的少なく一部では生育が鈍っているとのことで、協会は今後の天候に気をつけて適切に水やりをするよう呼びかけている。調査はきょう~3日間、県内各地の約80箇所のりんご園で行われ、協会は取りまとめた結果を県に報告することにしている。