アメリカ中間選挙の結果を受け、トランプ大統領はホワイトハウスで建設中の大広間に報道陣を招いた。面積はサッカーコートより広く、建設費用は4億ドル(約630億円)だという。中間選挙で与党・共和党は大敗したが、トランプ大統領に落胆した様子は見られなかった。バンス副大統領はSNSに「負けた理由は(イランの)戦争だ」と投稿した。この投稿について問われたトランプ氏は「概ね正しいと思う。短期的にはガソリン価格を少し押し上げた」と認めたが、「イランに核兵器を持たせるわけにはいかない」と語った。トランプ氏と一線を画すバンス氏の発言は2028年の大統領選挙を見据えた発言とみられ、政権中枢の火種となる可能性がある。共和党内では大敗の責任を負わせる人物を探す動きが出ており、標的となっているのがイラン戦争を推し進めたヘグセス国防長官。CBSテレビは関係者の話として、トランプ氏がヘグセス氏の交代を周辺に相談していると報じた。民主党はヘグセス氏が議会の同意を得ず軍事作戦を進めたことを問題視。来年1月の議会で弾劾訴追される可能性がある。イランの最高指導者モジタバ師は「アメリカの政治勢力が変わることで何かが変わると考える者がいるなら、重大な間違いだ」との声明を発表。アメリカの軍事力や影響力について「取り返しのつかない崩壊に陥り、解体の動きは加速している」と強硬な姿勢を改めて示した。
