「週休3日制」について解説。特に欧州では、アイスランドでの試験導入を機に自治体や企業で導入例が増加。労働時間を減らしても生産性は下がらなかった、というデータも。日本では時間単位で労働を管理する企業が多い一方、欧州では仕事の結果だけを重視する「仕事単位」で管理するのが一般的。日本は政府方針で「選択的週休3日制度」の導入が促進されていて、雇用者全体の8.6％が利用。主な目的は働き方改革、労働時間の削減、個人のキャリア形成など。1日の労働時間が増えるかどうか、報酬が変わるかどうかなどは企業によって様々。
「週休3日制」について解説。特に中小企業やエッセンシャルワーカーなどでは代替人材の確保が難しい現状。ポイントは、試験的にでも導入できるかどうか。制度は若者などから支持されている一方、昭和世代からは否定的な意見も。日本は30～40年のサイクルで働き方が変化。直近では、コロナ禍によるハイブリッドワークが増加したことなど。導入により、これまでの「時間単位」ではなく「仕事単位」での労働管理へと意識の転換になり、昭和の働き方を見直すきっかけに。