超過酷なクセつよレースに挑む日本の勇者たちを紹介。オフロードライダーの藤原慎也さんは、バイク好きの父の影響で7歳からレース用バイクに乗り始め、若干15歳で全国規模の大会のチャンピオンに。その後、オフロードライダーとして数々の大会を制覇。日本を代表するトップライダーの一人として活躍している。現在、藤原さんが挑戦しているのが世界一タフなバイクレース・エルズベルグロデオ。エルズベルグロデオとは鉱山特有の地形を活用した過酷な環境を走るバイクレース。大会には世界40か国以上から約1500人が参加。しかし、完走者は約10人で完走率は1%にも満たない。藤原さんも2年連続で挑戦しているが、いずれも時間切れで完走はならなかったという。エルズベルグロデオではクッション性の高い発泡ゴムが詰まっているパンクしないタイヤのバイクを使っている。こうしたカスタムにかかる費用は本体・タイヤを除いて約160万円。また、レース出場に必要な金額は約300万円。一方、エルズベルグロデオの賞金は0円なのだという。