先月から3回に渡って投票が行われたミャンマーの総選挙では、軍とつながりが深い政党が上下両院あわせた議席の過半数を占め、勝利が確実な情勢。民主派勢力が選挙へのボイコットを呼びかける中、あえて選挙に立候補したのがコー・コー・ジー氏。
現在64歳のコー・コー・ジー氏は、1988年軍事政権に抗議する民主化運動で学生リーダーとして頭角を現し全国規模の抗議デモを組織。これまで何度も投獄され、獄中生活は通算でおよそ20、“不屈の活動家”として知られていた。現在は8年前にみずからが発足させた人民党の党首を務めていて、今回の選挙では地方議会を含めおよそ500人を擁立した。コー・コー・ジー氏は、選挙への参加は批判を受ける可能性を認識したうえだったと話す。棄権ではなくなぜ参加を選んだのか、数十年にわたる闘争の経験から軍と武力で対決することは解決につながらないと考えるようになったためだという。
政治的な解決を重視するコー・コー・ジー氏とは対照的にあくまでも軍の打倒を目指しているのが、NUG(国民統一政府)が主導する民主派勢力。アウン・サン・スー・チー氏に近い議員で構成されていて、軍の弾圧により国外での活動を余儀なくされている。コー・コー・ジー氏は、クーデターから5年が経つ中、NUGの影響力は低下してきていると指摘する。特に、ミャンマー国内の生活が厳しさを増す中で、市民の多くはNUGに寄せていた期待が裏切られたと感じているという。今回の選挙では、民主派を支持する多くの有権者が棄権を選んだとみられる。コー・コー・ジー氏自身は敗れたものの人民党は、議会上院で1議席、地方議会で30近い議席を獲得する見通し。
現在64歳のコー・コー・ジー氏は、1988年軍事政権に抗議する民主化運動で学生リーダーとして頭角を現し全国規模の抗議デモを組織。これまで何度も投獄され、獄中生活は通算でおよそ20、“不屈の活動家”として知られていた。現在は8年前にみずからが発足させた人民党の党首を務めていて、今回の選挙では地方議会を含めおよそ500人を擁立した。コー・コー・ジー氏は、選挙への参加は批判を受ける可能性を認識したうえだったと話す。棄権ではなくなぜ参加を選んだのか、数十年にわたる闘争の経験から軍と武力で対決することは解決につながらないと考えるようになったためだという。
政治的な解決を重視するコー・コー・ジー氏とは対照的にあくまでも軍の打倒を目指しているのが、NUG(国民統一政府)が主導する民主派勢力。アウン・サン・スー・チー氏に近い議員で構成されていて、軍の弾圧により国外での活動を余儀なくされている。コー・コー・ジー氏は、クーデターから5年が経つ中、NUGの影響力は低下してきていると指摘する。特に、ミャンマー国内の生活が厳しさを増す中で、市民の多くはNUGに寄せていた期待が裏切られたと感じているという。今回の選挙では、民主派を支持する多くの有権者が棄権を選んだとみられる。コー・コー・ジー氏自身は敗れたものの人民党は、議会上院で1議席、地方議会で30近い議席を獲得する見通し。
