- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
オープニング映像と出演者の挨拶。
きょう未明、中国・四川省の空港に到着した専用機から降ろされた2つのケージに入っていたのは、上野動物園で飼育されていた4歳の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイ。きのう上野動物園では2頭を見送ろうと集まった多くの人の姿があった。その13時間後、2頭を乗せた専用機は四川省の空港に到着し、国営の中国中央テレビはその際の様子を配信した。受け入れ先の中国ジャイアントパンダ保護研究センターは公式のSNSで2頭の様子を公開した。2頭は隔離されて検疫を受け、施設や現地の環境に順応したと確認されしだい公開することにしている。中国外務省ではきのう、2頭が返還されることに言及した。しかし、今後のパンダの貸与を含む日本との協力については具体的な言及を避けた。
日本では1972年に日中の国交正常化を記念してパンダが来日して以来初めて国内にパンダがいない状態となった。マレーシアの動物園では、中国から新たに貸し出された2頭のパンダの一般公開が今月から始まった。マレーシアでは中国との協定に基づいておよそ10年にわたって貸し出されていた2頭のパンダが去年5月中国に返還された。その後、新たな協定のもとで去年11月にオスとメスの5歳のパンダが中国から到着。今月10日から一般公開が始まった。インドネシアでは2017年に中国から貸し出されたオスとメスのパンダが動物園で飼育されていて、去年11月には初めての赤ちゃんが生まれた。東南アジアへのパンダの貸し出しについて、専門家は、中国がこの地域での影響力を高めようといわゆる“パンダ外交”を展開していると指摘している。
アメリカの科学雑誌が毎年発表する「人類最後の日」までの残り時間を象徴的に示す終末時計。27日今年の時刻を発表し、残り85秒と過去最短となった。要因については、アメリカとロシアの間の核軍縮条約「新START」の失効が来月に迫るなど核軍拡のリスクの高まりや危険を顧みないAIの開発競争、気候変動による大災害の懸念、AIと生物学の融合などによる生物学的脅威をあげている。また、国際情勢については、「ロシア、中国、アメリカなどの主要国は、ますます攻撃的、敵対的、国家主義的になっている。あまりに多くの指導者たちが自己満足と無関心に陥り、これらのリスクを加速させるような言動や政策をとっている」として、危機に対応する指導力の欠如に警鐘を鳴らしている。
去年10月、アメリカのシカゴを訪れた日本被団協・田中聰司代表理事。“核なき世界”の実現を訴えるため、市民への講演活動などを続けている。国際情勢の変化を受けて、核戦争への危機感はアメリカでも広がっている。ところが今回の滞在中、トランプ大統領が核兵器の実験を指示したと明らかにした。核軍縮に逆行する動きに歯止めをかけたい、田中さんはシカゴ大学へ向かった。1942年この地で原爆開発にも繋がる世界初の核分裂の連鎖反応実験が行われた。その反省と教訓を受け継ぐ科学者たちが始めたのが終末時計の発表。田中さんは、そのメンバーの1人で世界的な物理学者でもあるホルツ教授と面会し、科学者と被爆者が協力して声をあげる必要性を訴えた。ホルツ氏は今後協力を進めていきたいと応じた。
ワシントンからの中継で、アメリカ総局・飯島大輔さんは、科学者と被爆者の協力が必要とされることについて、「いま国際社会で懸念が高まっているのが核ミサイルの発射ボタンなどを統制するシステムにAIが導入されること。国連総会では去年これを防ごうという決議が採択された。人類の存亡に関わる判断をAIに委ねてはならないとホルツ教授も警鐘を鳴らしていた」などとコメントした。
画面左下のQRコードでみなさんの声を募集している。
カナダ中部に住むホッキョクグマ、発信器がつけられ研究対象となっている。去年の春、冬眠から目覚めたときには子グマ1頭が傍らに。ところが秋になると子グマが増えて2頭に。この短期間にもう1頭出産するのは不可能。研究チームは、母グマがよその子グマを養子にした可能性が高いとみている。とても珍しいケースで、過去45年間で13件目だという。
オーストラリアでは26日はイギリスの船隊がシドニーに上陸した日を記念する「オーストラリアデー」。北部準州ではユートと呼ばれる人気のピックアップトラックが集合。人も車もドレスアップして恒例の「ユート・ラン」に参加した。毎年男女それぞれ車とドライバーのベストドレッサー賞が選ばれる。
トランプ大統領は去年1月、2期目の就任初日にアメリカの利益を最優先するとして、パリ協定からの離脱を表明した。国連気候変動枠組み条約の事務局によると、離脱の通知から1年となった27日、アメリカは正式に離脱したという。ホワイトハウスの報道担当者は、「アメリカの価値観や優先事項を損ない、納税者のお金を浪費し経済成長を妨げたパリ協定から正式に離脱した。アメリカ第一主義のさらなる勝利だ」とコメントした。世界第2位の二酸化炭素の排出国アメリカの離脱で、気候変動に取り組む団体や専門家などからは、国際的な取り組みへの影響を懸念する声があがっている。
先月から3回に渡って投票が行われたミャンマーの総選挙では、軍とつながりが深い政党が上下両院あわせた議席の過半数を占め、勝利が確実な情勢。民主派勢力が選挙へのボイコットを呼びかける中、あえて選挙に立候補したのがコー・コー・ジー氏。
現在64歳のコー・コー・ジー氏は、1988年軍事政権に抗議する民主化運動で学生リーダーとして頭角を現し全国規模の抗議デモを組織。これまで何度も投獄され、獄中生活は通算でおよそ20、“不屈の活動家”として知られていた。現在は8年前にみずからが発足させた人民党の党首を務めていて、今回の選挙では地方議会を含めおよそ500人を擁立した。コー・コー・ジー氏は、選挙への参加は批判を受ける可能性を認識したうえだったと話す。棄権ではなくなぜ参加を選んだのか、数十年にわたる闘争の経験から軍と武力で対決することは解決につながらないと考えるようになったためだという。
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- ヤンゴン(ミャンマー)人民党
政治的な解決を重視するコー・コー・ジー氏とは対照的にあくまでも軍の打倒を目指しているのが、NUG(国民統一政府)が主導する民主派勢力。アウン・サン・スー・チー氏に近い議員で構成されていて、軍の弾圧により国外での活動を余儀なくされている。コー・コー・ジー氏は、クーデターから5年が経つ中、NUGの影響力は低下してきていると指摘する。特に、ミャンマー国内の生活が厳しさを増す中で、市民の多くはNUGに寄せていた期待が裏切られたと感じているという。今回の選挙では、民主派を支持する多くの有権者が棄権を選んだとみられる。コー・コー・ジー氏自身は敗れたものの人民党は、議会上院で1議席、地方議会で30近い議席を獲得する見通し。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビはきょう、金正恩総書記の立ち会いのもと「超大型ロケット砲」の発射実験をきのう実施したと伝えた。新技術の検証を目的に4発が発射され、358.5キロ飛行して海上の目標に命中したとしている。金総書記は機動性や命中精度が向上したと評価していて、韓国メディアは朝鮮労働党の党大会を前にミサイルを発射し、対外的に存在感を誇示するねらいだと伝えている。
ミネソタ州ではトランプ政権が滞在資格のない移民の大規模な摘発を行う中、今月連邦議員の発砲で2人が死亡、行き過ぎた対応だとして抗議活動が続いている。こうした中、新たに摘発の責任者に任命されたホーマン氏は27日、ミネソタ州・ウォルズ知事やミネアポリス市・フレイ市長らと会談し、対話を進める考えを強調した。だた、野党民主党の議員や共和党の一部の議員からは、作戦を管轄する国土安全保障省のノーム長官の辞任を求める声があがるなど、政治的な対立は今後も続きそう。
エンディングの挨拶。
「ミラノ・コルティナ 2026 オリンピック」の番組宣伝。
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「感動!スポーツ名場面 冬季オリンピックSP」の番組宣伝。
