東京駅地下1階にある「AENA」は全国に130店舗を展開、美容・コスメを中心に約1300点を販売している。80％以上オフの商品がゴロゴロある。メーカーと交渉しメーカーから在庫を安値で引き取り販売している。余剰生産されたものやパッケージデザインが変更されたものなどを引き取り販売している。続いてBIG WOODは家具のオフプライスストアで売れ残ったものや運搬で傷ついたものを現金で仕入れ、低価格を実現している。足立区のスーパー・マルヤス足立花畑店ではインスタントコーヒー5杯分のセットが1円で売られていた。賞味期限切れやギリギリな商品をメーカーから仕入れ激安で販売している。
日経クロストレンド・勝俣哲生編集長はオフプライスストアは今後もっと増えていくと予想し「昨今の物価高の中、多くの家庭の救世主的な存在で人気を集めている。米国ではアウトレットを追うような市場規模がある。日本でももっと成長していくだろう」と話した。東京・新宿区・新宿マルイ本館・LOCUSTはアパレル中心のオフプライスストアで100〜150種類のブランド品を取り扱い30〜90％オフで販売している。廃棄予定の商品を販売することで低価格を実現。さらに攻めたデザインの商品をセットで買い取ることで定番商品を安く仕入れている。