今、ベーグルブームが再燃。東京・小金井市「CHEERS BAGEL」には、焼きたてのベーグルがおよそ50種類。利用客が次々と手に取っていたのは「塩バター生ベーグル」。北海道産の風味豊かな小麦粉とバターを使用、蒸気で丁寧に焼き上げることでモチモチの食感が生まれるという。なぜ今、人気が上がってきているのか。東京・目黒区「BAGEL BASE」のオーナー、樺島克彰オーナーは「油脂や卵を使っていないのでヘルシー」と話す。ベーグルは、焼く前に生地を一度ゆでることでモチモチとした食感に。更に今、日本人向けにアレンジするお店が増えていることで人気が伸びているのではないかという。日本人向けのアレンジといえば、大胆に盛られたあんこに分厚いバター、アカシアベーグルの「禁断のあんバターサンド」。ほかにも、特製キャラメルソースをぜいたくにかけて食べるものもある。今、ベーグルのSNS映えがすごく、この店ではネット通販でも販売していて、1分間に2000個以上売れている。進化しているのは見た目だけではない。川崎市「ベーグルカンパニー」では、地元農家と協力しながらこだわりの食材を使ったオリジナルベーグルが人気。常連オススメは「高橋さんちののらぼうサンド」。のらぼうとは、菜の花に似た春の野菜。生で食べてもえぐみがなく、一緒に挟まれた生ハムとクリームチーズとの相性も抜群。こうしたベーグルを求めて毎日訪れる客もいるという。ヘルシー志向にSNS映えまで、ベーグルの人気は、まだまだ広がりそう。
住所: 東京都小金井市貫井北町1-7-22
URL: https://acaciabagel.com/
URL: https://acaciabagel.com/