一行は沖縄美ら海水族館を訪問。沖縄近海の生物を3つのエリアに分けて飼育展示していて、日本最大の魚類飼育水槽ではサメやエイのダイナミックな姿を見ることができる。水族館に来て29年になるジンベイザメは世界最長飼育記録を持っていて、年齢はおよそ40歳。オニイトマキエイの飼育展示は世界でここだけ。目の前にある海から直接引き込んだ海水をろ過して、館内のほとんどの水槽で使用している。調餌室や大水槽の餌やりを裏側から見学した。
サンゴ礁の熱帯魚180種が展示されたエリアで餌やり体験。サンゴはイソギンチャクに近い動物で、水族館では照明を調整しサンゴの産卵時間をコントロールしている。予備水槽では療養中の魚や稚魚を飼育。展示する生き物を館内で繁殖させることにも挑んでいる。ホンソメワケベラは小さな寄生虫を食べてくれる。
深海エリアではウィリアムホモラやコトクラゲなどを飼育。深海魚も慣らしていくことで通常の水圧で飼育することができる。無人潜水艇を使い深海生物を採集していて、新種・チュラウミゴカクヒトデを発見した。水族館では13の新種と35の日本初記録種を発見している。