先月23日、アカデミー賞のノミネート作品が発表された。アカデミー視覚効果賞(スター・ウォーズやアバターなどCG技術などで表現の幅を変えた作品に贈られる)に、日本映画として「ゴジラ-1.0」(全国東宝系にて公開中、全世界累計興行収入155億円超)が初ノミネート。ノミネート後のインタビューで、監督の山崎貴氏から「日本式なやり方でノミネートまでいけた」「分業をやらないでできるだけやる」などの話がえられた。また、奥行ある町並みを再現するところでミニチュアの建物をつくって映像に合成したことから、監督は「ミニチュアではまだまだアドバンテージがある」という見方を示した。