- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 鈴木砂羽 船越英一郎 玉井詩織(ももいろクローバーZ)
日本の祭りで日本に行きたい人を探した。日本のマンホールが見たいという女性や、よさこいを勉強している男性を紹介。これまで20人以上を日本にご招待してきた。
スペインの日本祭りでニッポンに行きたい人を探す。毎年3万人が来場し、漫画やアニメ以外の伝統芸能や文化を紹介している。
ニッポン行きたい人応援団ブースには、ニッポンの何かを愛する83人が集結。台杉が好きという男性が登場。室町時代京都の北山で誕生し、ひとつの株に接ぎ木と繰り返して杉を育てた。バルセロナ近郊で日本酒を作っている夫婦は、妻が米作りを担当。GLAYが好きという双子も紹介。
焼き餃子が好きというバネッサさんが登場。バネッサさんは小さなアパートで両親と3人暮らし。日本の漫画やアニメに登場する日本食に憧れ25年前に焼き餃子に出会う。焼き餃子は5大栄養素を含み、もともとあった水餃子を終戦後に中国から引き揚げてきた人が焼き始めたという。バネッサさんに焼き餃子を作ってもらった。皮から作るが1枚の皮を伸ばすのに2分以上かかる。バネッサさんを日本にご招待する。
全国唯一の24時間冷凍の亀戸餃子が買える自販機を紹介。亀戸ぎょうざ 亀戸本店を訪れた。着席したら一皿は注文確定で、すぐに焼き餃子が出てくる。亀戸ぎょうざの食べ方はカラシをつける。また、蒲田は羽根付き餃子発祥の地で駅前周辺には多数の有名店がある。
按田餃子の水餃子は美容成分として扱われることもあるハトムギの粉が練り込まれている。
宮崎市は2021年・2022年と餃子の年間支出額が日本一。冷凍餃子を購入する人も多い。
バネッサさんは宮崎を訪れた。宇都宮・宮崎・浜松は餃子の街で日本一を狙うライバル。宮崎は豚などの畜産物の生産量が全国トップクラスでキャベツ・ニラの国内有数の生産地でもある。
黒兵衛を訪れた。約70年前の宮崎の延岡で創業し45年前に焼き餃子専門店としてオープンした。メニューは餃子のみ。九州産の甘口醤油を使った特製酢醤油でいただたく。黒兵衛の餃子の作り方を学んだ。餡の8割は宮崎産のキャベツで芯も使う。ペースト状の玉ねぎも加え、野菜は水抜きする。ニラ・宮崎産の合挽肉・ごま油・日本酒・片栗粉・調味料を加えて混ぜる。皮は強力粉と薄力粉を使用。強力粉を入れるとモチっとした皮になり、熱湯を使うとグルテン成分が多くなり小麦粉の美味しさを引き出せる。足踏みをし生地を製麺機でのばす。
バネッサさんは餃子包み歴45年の大将の手さばきを学んだ。水に皮をつけると余分な水分が吸収され焼いた時にパリッと感が失われるという。バネッサさんも挑戦した。ラードを多めに入れ熱湯を入れて蓋をすると皮の表面が揚がりパリッとした焼き餃子になる。
餃子は客の注文を受けて作りすぐに焼いて出す。バネッサさんは念願だった黒兵衛で焼き餃子作りを学んだ。
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一口餃子の大明神の一口餃子は小ささにこだわった餃子。サイズは500円玉ほどという。
黒兵衛 中央通り店でバネッサさんの歓迎会を開いてくれた。宮崎の郷土料理、チキン南蛮や焼酎を紹介。
バネッサさんは黒兵衛の皆さんに焼き餃子を振舞った。您好店主から餃子の皮を一枚ずつ伸ばす皮作りを教わっていた。ガイドラインに沿って伸ばすと丸い皮になりやすい。ハンドメイドの鍋を使う。打出しは鉄鍋をハンマーで数千回以上叩いて成形する作り方。黒兵衛流のラードを使って焼いた。また、スペインのアイオリというニンニクが効いたソースを紹介。
別れの時、バネッサさんはスペインの伝統菓子を黒兵衛の皆さんにお土産に渡した。
着物を愛するミリアムさん。2017年、外国人観光客の約30%が「着物・浴衣」の着付け体験を行っている。ミリアムさんは夫と共に3LDKに暮らしローンを返済中。スペイン在住の日本人の友人から着物を大量に譲ってもらっているという。着物120着、帯30本を保管している。江戸時代の奢侈禁止令では質素倹約を強制し庶民は豪華な着物着用が禁止された。江戸小紋はさりげないお洒落と大流行した。ミリアムさんは糖尿病で命の危機に瀕した。現在も糖尿病の高額な治療を続けている。日本へのご招待が決定した。
ミリアムさんを日本にご招待。応仁の乱で西軍の本陣があったことから西陣と名付けられる。応仁の乱後、西陣で織物業が盛んになった。洛陽織物は1898年創業で慶応3年築の工房は京都市の歴史的意匠建造物に指定されている。
京友禅は織った生地に様々な色で柄を描くが西陣織は染めた絹糸を織って精巧な柄を作る。1本の帯の製作期間は約3か月。希少価値が高い帯は値段がつけられない。西陣織は分業で製作され20以上の工程に専門の職人がいる。洛陽織物は織元で制作総責任者で帯を織り上げる。