- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄(サバンナ) 織田信成 川田裕美
3年前にニッポンに招待したのはカナダ在住のニコレッタさん。虜になっているニッポンのものはどら焼き。いまパリを中心にどら焼きが大ブーム。ティエリー・マルクスはどら焼きカフェをオープンしている。人気の理由はポリフェノールなどが豊富なあんこ。さらに映画「あん」が大ヒット。ニッポンにまだ行ったことがないニコレッタさんは独学で学びどら焼きを手作り、友人を呼びどら焼きを振る舞っていた。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
3年前にどら焼きを愛してやまないニコレッタさんをニッポンのご招待。静岡市の静岡浅間通り商店街にある河内屋へ移動しどら焼きを食べた。河内屋のどら焼きは1日350個限定で1個120円、一度に買えるのは1人5個まで。行列の耐えない河内屋のどら焼きの製法を特別に教えてもらう。まずあんこ作りを見学。あんここそ和菓子の真髄。小豆の赤は邪悪なものを祓う。室町時代に甘いあんこが誕生、茶道の広がりとともに大福などのルーツが生まれた。
河内屋のあんこの美味しさの秘密。使用するのは十勝産小豆、丁寧に洗いたっぷりの水で火にかける。弱火で5時間半後に煮汁を切ってアクをとる。砂糖は白双糖を使う。銅鍋にあずきといれる。寒天を加えたあずきを銅鍋で煮る。店主の森さんは過去に和菓子店を廃業していて再起を期してどら焼き一本で勝負、屋台から始め37歳で店鋪を開店した。もう失敗したくないという思いが原動力で美味しくするための一手間を惜しまない。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
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どら焼きを愛してやまないニコレッタさんをニッポンのご招待。河内屋でどら焼きの製法を教えてもらう。あんこのあ仕上げに水飴を入れて13時間かけて一晩寝かせてあんこが完成。
河内屋ではお昼の販売が終わると店主の森さんがお昼ごはんを作る。ニコレッタさんと天津飯などを食べた。ここでニコレッタさんが2人の馴れ初めを聞いた。2人は1984年に結婚した。そして生地作りも教えてもらう。そこには様々な隠し味と匠の技が。醤油が旨味をもたらすという。1000回混ぜる理由は生地のキレのため。その日の気温や湿度に合わせて分量を微調整、ハチミツなどを混ぜて生地の仕込み完成。
どら焼き作りで一番大切なことは銅板の温度。どらさじで生地を銅板へ乗せ、ひっくり返してふっくらしてきたら焼き上がり。ニコレッタさんが焼きに挑戦した。あんこを挟んでどら焼きの完成。時間の許す限りどらさじの使い方を教わった。そして別れの時がやってきた。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
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河内屋のどら焼きがスタジオに登場して試食した。
別れの時、ニコレッタさんはメープルシロップをプレゼント、森さんは職人道具一式を贈った。
あれから3年、ニコレッタさんから届いた感謝のビデオレターを河内屋さんに届ける。コロナ禍で休業した飲食店が多い中、河内屋さんは通常通りに営業し、今でもどら焼きはたちまち売り切れになる。ニコレッタさんのお土産のメープルシロップは大切に飾ってあった。ニコレッタさんからのビデオレターを見てもらう。ニコレッタさんは河内屋さん直伝のどら焼きを披露した。
「世界!ニッポン行きたい人応援団」の次回予告。
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