- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 稲村亜美 阿部顕嵐
かき氷を愛するフランス男性、トランさんはカフェ経営のバリスタ。かき氷の歴史は古く枕草子に登場している。平安時代は氷の保存が難しく貴族しか食べることができなかった。明治時代に文明開化により製氷技術が発展、村上半三郎が日本初のハンドル式かき氷機を発明した。全国各地にかき氷店が開店し庶民にも親しまれるようになった。トランさんは日本のかき氷をフランスのひとたちにも知ってもらいたいと独学で勉強した。トランさんを日本へご招待。
奈良を訪れた。1600年前に氷室神社周辺に氷を貯蔵する氷室が点在していた。奈良市内はかき氷の激戦区でほうせき箱は9年前にオープンした人気店。レモングラスとキウイヨーグルトの中心部にはレモングラスシロップとヨーグルトエスプーマなどが入っている。白湯はかき氷とセット。ほうせき箱のかき氷作りをトランさんに伝授する。
かき氷は昭和はジャリジャリ食感、平成はふわふわ食感。東京で食べられる大人気かき氷店を紹介。塩キャラメルグラノーラは雪うさぎの人気No.1かき氷。yeloのティラミスは本格的なティラミスが楽しめるかき氷。
苺とピスタチオエスプーマのかき氷は国産の苺ソースの上に濃厚なピスタチオのエスプーマが乗っている。
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- 苺とピスタチオエスプーマのかき氷
ほうせき箱のかき氷作りを学ぶ。一番重要なベースのシロップはミルクシロップ。下地にミルクシロップをかけ甘さを全体にいき渡らせ、ミルクシロップには氷を柔らかくする効果もある。氷糖蜜はグラニュー糖から氷砂糖を作る時に結晶にならなかった残りの液体。ミルクシロップの材料は牛乳と氷糖蜜のみ。
ほうせき箱のかき氷作りを学ぶ。主な日本のかき氷機は2種類。削り具合をミリ単位で調整が可能。純氷は専用の機械で48時間以上かけて凍らせた透明度の高い氷。大和氷室は-8℃の塩水を時間をかけて凍らし、一般の純氷よりも硬くて溶けにくい。薄くふわふわに削っても崩れずに頭も痛くならないという。
一番下にはエスプーマを入れることで底部分の凍結を防げる。シロップの御法度は「甘すぎる」「濃すぎる」「かけすぎる」こと。また、イベント用にオリジナルかき氷を作ることになった。
池永鉄工は1950年創業。74年前からSwanを製造する。100種類以上の部品で作られていて熟練の職人による手作業。約30年前からフワフワに削るかき氷機へ進化した。かき氷を懐かしいシロップで味わった。
天然氷は自然の中に造った池などに水を引き込み自然の寒さで凍らせた氷。純氷より硬くて溶けにくいが、全国に流通している量はわずか。蔵元は全国で7か所のみ。松月氷室は明治27年創業で日光を代表する蔵元。天然氷の製氷シーズンは1月。雨は気圧の変化で氷の表面にヒビが入り雨と一緒にゴミが氷の中に入るという。雪は重みで氷が沈下し池の水が溢れ雪はみぞれ状になる。天然氷作りは天候に左右される。製氷池を紹介。水を循環させて水質を保っている。
重要なスタッフは鯉。夏にはびこる水草や昆虫は鯉が駆除する。トランさんは鯉の引越作業を手伝った。また、トランさんのために松月氷室のみなさんが歓迎会を開いてくれた。湯葉の刺身、日光そばなどを紹介。
天然氷の製氷池に鯉を移動。秋まで製氷池は鯉が水質を管理し、水を何度も入れ替え作業が続く。別れの時トランさんはお土産を渡した。
滞在最終日、長野県御代田町を訪れた。イベントまでにオリジナルかき氷を作るということで滞在先で食材を吟味。かき氷は日乃出製氷の大和氷室を使用する。
トランさんは長野のイベントでオリジナルかき氷を披露する。信州美食フェスタは昨年約2000人が来場した食の祭典。織田信成も店の助っ人として参戦。
客足は絶え間なく続き、午後1時45分にかき氷は完売した。トランさんのオリジナルはブルーベリーのかき氷。エルダーフラワーはフランスで人気のマスカット風味のハーブ。
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フランスならではの隠し食材はメレンゲ。年間400杯のかき氷を食す織田も美味しいと絶賛。トランさんのかき氷は数量限定で皆さんに食べてもらうことになった。トランさんは岡田さんにローズウォーターをお土産に渡した。
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