流通コストの増加や円安の影響で価格の高騰が続く米国産の牛肉。比較的、価格の上昇が緩やかで赤身が多いこの牛肉が、注目されている。こちらは都内のスーパー、アキダイ関町本店(東京・練馬区)。今、牛肉売り場に異変が起きている。もともと売り場の6割ほどだった国産の割合を拡大。理由は輸入牛肉の高騰。ただ外国産でも比較的価格の上昇が緩やかなのがオーストラリア産。牛もも肉のスライスは100g198円。国産の同じ部位だと、安いもので298円ほどの価格になるそう。こちらは都内にあるステーキ店、ビーフアップトーキョー(東京・中央区)。米国産の仕入れ価格はものによっては5年ほど前に比べ4割も上昇。今年に入り、リブロース200gで170円の値上げを行った。その一方で200g1980円オーストラリア産のサーロインステーキ。米国産に比べ、赤身が多いのが特徴。ただ濃厚な脂のうまみを味わいたい人には米国産がおすすめ。値上げの波は今のところ、収まる気配がない。
住所: 東京都練馬区関町北1-15-11
URL: http://www.akidai.jp/
URL: http://www.akidai.jp/