相談したときにかけられた言葉がきっかけで退職した志保さん。海外出張中に上司からセクハラを受けた。防犯カメラの映像には夜、上司と食事をしたあとに志保さんが1人でホテルのエレベーターに乗ろうとしたところ、呼び止められる姿が映っている。部屋に入った上司は志保さんに無理矢理キスをして、体を触ったという。会社に訴えたことで上司は降格処分、志保さんは退職することになった。原因は被害直後に相談した窓口担当者の対応だった。なんで食事に行ったのか?と言われ気をつけないとダメだというようなことを言われ、心配しているという姿勢が感じられなかったという。
ハラスメント対策についてコンサルティングを行ってきた会社。企業側は相談窓口に必要な姿勢やスキルを持たせなければならないという。傷ついた心も受け取ってあげなければならないという。さらに、セクハラをしないよう呼びかける従来の研修も変化している。カギとなるのアクティブバイスタンダー「行動する第三者」。被害者でも加害者でもない第三者がアクションを起こすことで被害を食い止めようという考え方。研修では飲み方でセクハラが起きそうなときなど、具体的な介入の仕方を考える。新年度からこの研修を取り入れる関西の不動産ディベロッパー。男性中心だった社員構成が変わり始める中で アクティブ・バイスタンダーを浸透させようとしている。
ハラスメント対策についてコンサルティングを行ってきた会社。企業側は相談窓口に必要な姿勢やスキルを持たせなければならないという。傷ついた心も受け取ってあげなければならないという。さらに、セクハラをしないよう呼びかける従来の研修も変化している。カギとなるのアクティブバイスタンダー「行動する第三者」。被害者でも加害者でもない第三者がアクションを起こすことで被害を食い止めようという考え方。研修では飲み方でセクハラが起きそうなときなど、具体的な介入の仕方を考える。新年度からこの研修を取り入れる関西の不動産ディベロッパー。男性中心だった社員構成が変わり始める中で アクティブ・バイスタンダーを浸透させようとしている。