バンコクからの中継でアジア総局の加藤ニールが解説。タイの養殖業の研究を日本が支援する取り組みは40年近い歴史がある。水産資源をめぐる環境変化に直面する今、重要性は高まっている。例えば、日本を含め各国では温暖化によって漁獲量の減少も報告されている。一方で、世界的には人口が増加していて水産物の需要が高まっている。こうした中で、生態系にも配慮した新たな養殖技術の開発への期待は大きくなっている。タイではアジアスズキ以外の水産物でも日本の大学による研究が進められていて、既に実用化に向けた成果も出始めている。日本にとっては安定的な食料の確保、タイにとっても、より利益が見込める養殖業への転換が期待されている。タイでの取り組みは日本と生産国との協力のモデルケースともなりそう。
