超党派の国会議員がきょうから中国を訪問する。日中間の首脳や外相レベルの対話が事実上止まる中で、まずは議員外交で関係改善の糸口を探ろうという動きとみられる。7月に茂木外相が訪問先のフィリピンで日中関係が悪化して以降はじめて中国の王毅外相と短時間ことばを交わしたと明らかにしたが、これについて中国外務省の報道官は「現場では短いやりとりもなかった」としていて、両国で主張が食い違うこともあった。一方で経済界では中国を訪問して交流を模索する動きが相次いでいる。ことし11月には中国が議長国を務めるAPECの首脳会議が開かれる予定で、今回超党派の議員団を受け入れたということは中国側も外交日程を見据えて日本との対話を探っているようにもみえる。
