東北南部から九州にかけて梅雨前線が停滞し、昨日から今日にかけて非常に激しい雨となった場所もあった。岐阜・高山市の丹生川では、午前3時過ぎの24時間までに観測史上1位の205.0ミリの雨を観測した。通勤ラッシュの時間帯、広島市では車通りの多い国道で交通規制が。原因は道路にできた穴だった。午前5時頃穴が開いていると通報があり、付近で4箇所の穴がみつかった。大きいもので1m、雨の影響とみられている。現在も路面の復旧工事のため車線規制が続いている。こうしたなか、今日気象庁は3か月予報を発表した。7月~9月はダブル高気圧の影響で全国的に高温で、十分な熱中症対策が呼びかけられた。一方、今日愛媛・松山市の農家を訪ねると収穫を迎えるはずのトマト約600キロ分が枯れていた。枯れた原因は梅雨入りしてからの急激な暑さ。水を吸い上げるよりも、蒸発スピードが早く急激に枯れたという。今夜、台風2号が熱帯低気圧にかわる見込みだが、湿った空気の影響で明日にかけて雨脚が強まるところもありそうとのこと。