宅配ドライバーの平田さんは午前だけで50個の荷物を配送するが時間指定されていても不在なこともあるという。平田さんは「同じ家に2回3回と行くのは負担になる」と話す。時間外労働にもつながり、運送業者の負担となっている再配達。政府は昨日緊急対策を打ち出した。再配達の半減に向け、置き配や宅配ボックス、コンビニ受け取りなどを選択した場合、ポイントを付与する事業を実施する。物流業界ではらいねん4月からトラックドライバーの長時間労働が規制され、物流が停滞する「2024年問題」が懸念されている。置き杯などへのポイント付与は2024年問題の緊急対策の柱の一つに位置づけられている。通販サイトの運営会社は「物流に関して適した受け取り方をお客様に知ってもらうのが事業者単体でやるのは難しいので、国全体でやっていけるというのは大きい」と話した。