アメリカとイランによる核協議は日本時間午後5時半前にスイス・ジュネーブで始まった。今月6回に再開して以降3回目となる協議にはアメリカのウィットコフ中東担当特使やイランのアラグチ外相が出席しており、今回はイランが提示する具体的な合意案に基づき議論が行われるとみられる。合意案の中身は分かっていないが、イランのペゼシュキアン大統領は25日、協議については良い見通しが立っていると述べて期待感を示した。しかし協議は難航するとの見方が依然として根強くある。イランのウラン濃縮活動をめぐっては、アメリカが一切認めないとする一方イラン側は、国家の権利として手放せないと主張し立場には大きな隔たりがある。アメリカは中東などに空母2隻を含む大規模な軍事力を展開、合意に至らない場合は軍事措置も辞さない構えを示している。今回の協議はトランプ氏がイランに与える最後のチャンスだとも報じられており、協議が進展して次回の打開につながるかが注目される。
