中国の王毅外相はイランのアラグチ外相と北京で会談した。中国は戦闘終結に向けてより大きな役割を果たすと述べ、ホルムズ海峡について正常な通航の回復を求めた。会談では両国の緊密な関係を確認した。アラグチ外相は中国を親しい友人と呼び、アメリカ政府との公正で包括的な合意を求めると述べた。中国ははっきりと包括的停戦を求めており戦闘状態に戻ることに強く反対している。戦闘状態が引き起こす人道的問題や国際社会への影響を強調しながらも中国はアメリカ・イラン双方に対する直接的な批判は避けた。イランの核問題について中国は対話による解決を指示するとしながらもイランには原子力を平和利用する権利があるとの立場を改めて示した。中国をはじめとするアジアやアフリカの国々はロシア産原油も輸入しているが大きな割合を占めるのはホルムズ海峡を通過してくる原油のため、中東地域の安定は外交的目標であるだけでなく中国の経済安全保障に直接影響を及ぼす。イラン政府は戦闘終結に導くための計画を含めた最近の交渉について説明したが同時に自分たちを守る準備もできているとしている。
