第107回全国高等学校野球選手権大会2回戦、県岐阜商4-3東海大熊本星翔。生まれつき左手の指を欠損している横山温大選手が地元の子どもたちも憧れる活躍を見せている。野球をやっていた兄と姉に憧れ、幼い頃からバットを振り続けてきた。夢の舞台、甲子園の1回戦、日大山形との対戦ではタイムリーヒットを放つ活躍。その姿にかつて横山が所属していたクラブの後輩は「すごく勇気をくれる存在」などとコメント。きょうの試合も2回の第1打席、右手1本で振り抜き、ライト前ヒット。5回、ランナー2塁のピンチで打球はライト・横山のもとへ飛んだ。グラブでキャッチすると、すかさず右手に持ち替え送球。6回の第3打席、ランナー1人を置いた場面では左手を添えながらバントも成功。甲子園の舞台で力を発揮。県岐阜商は同点で迎えた8回、ランナー2塁1塁のチャンスで1番の駒瀬陽尊が決勝のタイムリーヒット。接戦を制し、3回戦進出。横山は「少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたい」などとコメント。
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