2021年、アフガニスタン・カブールから米軍が撤退する映像。国外脱出を目指すアフガニスタンの市民が空港に殺到。輸送機を大勢の市民が取り囲み、中にはしがみつく人々もいるなど混乱する様子が伝わる。米軍撤退から5年をむかえた。アメリカは5年前まで米史上最長の戦争といわれるアフガニスタンでの軍事作戦を行っていた。きっかけは2001年9月11日の米同時多発テロをうけて初めたテロとの戦い。ブッシュ政権がオサマ・ビン・ラディンをかくまうタリバン政権に対し軍事作戦を翌10月に開始。軍事作戦は20年にもおよび民主的な社会の構築を支援しようと米軍を駐留させてきた。2021年バイデン政権が米を攻撃する拠点に2度とさせないという目的は達成されたとして軍を撤退させる過程でタリバンが実験を握る。国外に逃れたアフガニスタン人の中には今も行き場を見つけられない人も多い。多くの市民は軍事作戦を初めたアメリカに受け入れてもらおうと希望を託してきたがトランプ政権の発足以降、難民、移民に関する政策が大きく変更されアフガニスタンの人たちは厳しい状況に追い込まれている。
アフガニスタンからパキスタンに身を寄せるサイドゥラー・ワファさん。タリバン復権前は音楽家として活動していた。しかし、米軍の撤退後、タリバン政権による厳格で独自のイスラム法の解釈により公の場での音楽が厳しく制限された。各地で楽器が没収されたり破壊されたりし、ワファさんは仕事と生きがいを同時に失った。さらにタリバン政権により女性は小学校までしか通えなくなるなど、教育が厳しく制限された。ワファさんは子どもの将来を考え、米軍撤退から半年後に祖国を逃れた。家族9人でパキスタンで生活するワファさん。難民として米移住を希望している。米大使館での面接など手続きが進み、おととし12月には近く米国に行けると告げられたが、翌月、トランプ政権が発足、手続きが止まったという。避難生活が4年あまりに及ぶなか貯金を切り崩しながら暮らしているが底をつきかけているという。食事も肉や魚は買えず、ナンで空腹をしのぐ。一家はギリギリの生活を送っている。厳しい状況に置かれるなかでも子どもたちは独学で勉強。パキスタンでは3年前からテロ対策として滞在資格のないアフガニスタン人の強制送還を大規模に進めている。混乱の中で逃げてきて滞在資格を持たない一家は恐怖に怯える日々を過ごしている。
トランプ政権の政策変更はすでにアメリカにわたったアフガニスタン人に深刻な事態をまねいている。5年前の米軍撤退に伴い発足した民間の支援団体。現地で協力してくれたアフガニスタンの人たちを守る責任を果たすべきだという理念のもと元軍人や外交官、弁護士などで作るチームで受け入れ支援にあたってきた。ところがトランプ政権は難民受け入れプログラムのみならず、米に協力した人などを対象に特別移民ビザの発給までも停止。その結果、米に逃れた19万人超のアフガニスタン人の滞在が危ぶまれるケースも支援団体のもとには多くのアフガニスタン人から裏切り、絶望、恐怖といったトランプ政権に対する強い言葉と支援を求める切実な声が届いている。アメリカへの移民が認められたアフガニスタンの人たちは主にかつて、米の基地・大使館で雇われ通訳・警備などさまざまな分野で協力した人たち。30歳の男性は当時米大使館で通訳を務めていた。5年前に特別移民ビザで移住してきた。通訳として米に協力していた立場に特別に配慮し米政府からすぐにアフガニスタンを離れるよう促されたという。アメリカで新しい仕事も見つけ、家族も生活に慣れたというが、今年になって移民当局から滞在の延長を認めないという通知が突然届いた。もし拘束されアフガニスタンに帰国されることになればタリバン政権からどんな扱いを受けるかわからない。当時のアメリカ人の上司も協力してくれているが解決策は見つからない。支援団体も危機感を強めている。トランプ政権下でアフガニスタン人の受け入れ手続きを再開するよう政府、議会に働きかけている。バンダイバー代表はかつてアフガニスタンでの軍事作戦に携わった元兵士。バンダイバー代表は対応次第では今後、世界はアメリカへの協力をためらうようになると指摘する。
アフガニスタンからパキスタンに身を寄せるサイドゥラー・ワファさん。タリバン復権前は音楽家として活動していた。しかし、米軍の撤退後、タリバン政権による厳格で独自のイスラム法の解釈により公の場での音楽が厳しく制限された。各地で楽器が没収されたり破壊されたりし、ワファさんは仕事と生きがいを同時に失った。さらにタリバン政権により女性は小学校までしか通えなくなるなど、教育が厳しく制限された。ワファさんは子どもの将来を考え、米軍撤退から半年後に祖国を逃れた。家族9人でパキスタンで生活するワファさん。難民として米移住を希望している。米大使館での面接など手続きが進み、おととし12月には近く米国に行けると告げられたが、翌月、トランプ政権が発足、手続きが止まったという。避難生活が4年あまりに及ぶなか貯金を切り崩しながら暮らしているが底をつきかけているという。食事も肉や魚は買えず、ナンで空腹をしのぐ。一家はギリギリの生活を送っている。厳しい状況に置かれるなかでも子どもたちは独学で勉強。パキスタンでは3年前からテロ対策として滞在資格のないアフガニスタン人の強制送還を大規模に進めている。混乱の中で逃げてきて滞在資格を持たない一家は恐怖に怯える日々を過ごしている。
トランプ政権の政策変更はすでにアメリカにわたったアフガニスタン人に深刻な事態をまねいている。5年前の米軍撤退に伴い発足した民間の支援団体。現地で協力してくれたアフガニスタンの人たちを守る責任を果たすべきだという理念のもと元軍人や外交官、弁護士などで作るチームで受け入れ支援にあたってきた。ところがトランプ政権は難民受け入れプログラムのみならず、米に協力した人などを対象に特別移民ビザの発給までも停止。その結果、米に逃れた19万人超のアフガニスタン人の滞在が危ぶまれるケースも支援団体のもとには多くのアフガニスタン人から裏切り、絶望、恐怖といったトランプ政権に対する強い言葉と支援を求める切実な声が届いている。アメリカへの移民が認められたアフガニスタンの人たちは主にかつて、米の基地・大使館で雇われ通訳・警備などさまざまな分野で協力した人たち。30歳の男性は当時米大使館で通訳を務めていた。5年前に特別移民ビザで移住してきた。通訳として米に協力していた立場に特別に配慮し米政府からすぐにアフガニスタンを離れるよう促されたという。アメリカで新しい仕事も見つけ、家族も生活に慣れたというが、今年になって移民当局から滞在の延長を認めないという通知が突然届いた。もし拘束されアフガニスタンに帰国されることになればタリバン政権からどんな扱いを受けるかわからない。当時のアメリカ人の上司も協力してくれているが解決策は見つからない。支援団体も危機感を強めている。トランプ政権下でアフガニスタン人の受け入れ手続きを再開するよう政府、議会に働きかけている。バンダイバー代表はかつてアフガニスタンでの軍事作戦に携わった元兵士。バンダイバー代表は対応次第では今後、世界はアメリカへの協力をためらうようになると指摘する。
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