イスラエル・ネタニヤフ首相はエジプトで13日に開かれたガザ地区の和平などを協議する首脳会議に当日に参加表明も“ユダヤ教の祝日が近い”と一転して欠席を発表した。これについてトルコなどのメディアは欠席の背景にはトルコ・エルドアン大統領による強硬な反対があったと伝えた。エルドアン大統領はエジプトに向かう飛行機で出席を知り、エジプト・シシ大統領に「トルコに引き返す」と伝えたという。飛行機はネタニヤフ首相の欠席が発表されたことを確認したうえでエジプトに着陸したという。イスラエルメディアはネタニヤフ首相が参加する場合、会議をボイコットする姿勢の国が複数あったとし、イスラエルとイスラム諸国の深い対立が改めて露呈した形となった。