為替は円安が進んでいる。ポイントはアメリカのホームランと石破総理の発言。アメリカでは高い金利が続いていたので労働市場が心配だというところで9月に大幅な利下げをした。9月の雇用統計が思ったよりよかったので、11月の利下げ幅は小さくなる、もしくはしない可能性が予想され高い金利が続いている。一方円安の理由2つ目は石破総理の発言。これまで日本の利上げを容認するようなコメントをしていたが、直近は「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と言っており、日米金利差が拡大しているため円安の方向に進んでいる。石破総理の豹変ぶりに「君子豹変す」と言われているが、金融的には吉と出ている。理由は、石破総理は過去アベノミクスを否定していたが、岸田路線を引き継ぎながらかつアベノミクスを肯定的な発言をしたため、株式市場は安定と判断し株高になっている。石破総理肝いりなのが地方創生。地方創生交付金を当初予算ベースで倍増させるなどする取り組みについて、しっかりマーケティングや出口のデザインが出来てる企業にもインセンティブを与えていく設計が必要だとした。