アルテミス計画はアメリカが主導し日本や欧州も参加する月探査への国際的なプロジェクトで、早ければ今月8日にロケットを打ち上げ宇宙飛行士を乗せた宇宙船が月の周りを回る試験飛行を行う予定だった。NASAが2日に打ち上げの本番と同じ手順でロケットに燃料を入れる最終試験を実施したところ、燃料の液体水素の漏れが複数回確認されたことなどから打ち上げ延期を決めた。今回の試験飛行では月への着陸は行われないものの、人類が地球を回る軌道から外れて月に向かうのはアポロ17号以来約半世紀ぶりとなる。NASAは乗組員の安全は最優先で4人の宇宙飛行士が確実に帰還できるようにしたいとしている。
