6日、EU(ヨーロッパ連合)の重要な政策を左右するヨーロッパ議会選挙の投票、一部の国で始まった。注目点はEUに懐疑的な右派や、極右の政党の議員がどれだけ当選するか。メディアなどによると、720人の定員のうち20%ほどが極右などの議員に占められると見られる。極右などの議員はEUが加盟国各国に与える影響を弱めることを主張すると見られる。今のEUは環境政策に力を入れていて、農薬を規制したり、農産物の品質基準を厳しくしたりしているが、そうしたことをやめろと言ってくる可能性もある。極右の議員が20%もいればこうした意見を完全には無視できなくなると見られ、EUの政策が大きく変わる可能性もある。