上野動物園の双子のパンダ、シャオシャオとレイレイがあす中国へと旅立ち、53年ぶりに日本にパンダがいなくなる。きのう最後の観覧日を密着取材。多くのファンが別れを惜しんだ。長年、パンダ飼育に携わってきた和歌山県のアドベンチャーワールドの飼育スタッフ・吉田倫子さんも「原点は上野動物園だった」と話す。最終日の観覧客は約4400人。事前抽選の倍率は24.6倍。日本にパンダが初めて来たのは1972年。日中国交正常化を記念し上野動物園にやってきたカンカンとランランだった。パンダを一目見ようと約2キロの行列ができ、百貨店の屋上にはアドバルーンがあげられ空前のパンダブームに。2011年には東日本大震災の影響で都内に避難していた被災者が上野動物園に招待され、リーリーとシンシンの元気な姿に子どもたちは笑顔を見せていた。2021年6月には上野動物園で初めてとなる双子パンダ、シャオシャオとレイレイが誕生。アメ横商店街ではパンダとの別れを惜しむとともに「今後もパンダと共に」といった声が多く聞かれた。老舗茶舗の茶の君野園の店主は「上野のアイドルみたいなもの」と話す。パンダを掲げる菓子店「米よりパンダ!?」では人気商品「ふたごパンダ」の販売をこれからも続ける。日本屈指のパンダ基地として知られる和歌山・白浜町にあるアドベンチャーワールドでも去年6月、飼育していたパンダはすべて中国に返還されたが、今でも応援してくれる多くのファンのためにと「PANDA LOVE CLUB」と題して歴代パンダ全頭の等身大パネルを展示。パンダの飼育施設では飼育員の疑似体験ツアーも。きのう迎えた上野動物園でのパンダ観覧最終日。最終観覧が終了すると訪れたファンから一斉に拍手が起こった。
住所: 東京都台東区
URL: http://www.ameyoko.net/
URL: http://www.ameyoko.net/
