イランはアメリカともイスラエルとも仲が悪く、宿敵のような存在。さらにイランは周辺の武装組織に資金や武器を提供し、イスラエル包囲網を作っていた。それだけでも脅威なのに、核兵器まで持てばイスラエルにとっては危険すぎる存在となる。イスラエルは何としてもイランの核開発を止めさせ、あわよくば現体制を崩壊させたい。そのためにアメリカを引きずり込み、イランを攻撃した。これまでのアメリカ大統領の中では、トランプは特にイスラエルとの関係が深い。イスラエルは過去に何度も歴代の大統領に「イランを攻撃しよう」と働きかけていたが、断られていたという経緯がある。今回両国が攻撃に踏み切った背景には、イランのトップである最高指導者や上層部が集まる日時や場所をほぼ確実に突き止めたことがある。この攻撃は実際よりも早く実行できる可能性があったという。トランプ大統領は核協議が始まる1月中旬にはイランへの攻撃を考えていたとも言われている。しかしアメリカ側の戦力が整うまで待ち、先週土曜日に攻撃に踏み切ったと言われている。イランの最高指導者は非常に用心深く、去年の攻撃の際にはハメネイ師は地下壕で過ごしていたとされている。しかし先週土曜日の朝は事務所に幹部を集めて重要会議を行っていて、それがなぜか伝わっていた。ハメネイ師は攻撃があるならば夜だろうと、油断をしていたとも言われている。「世界最強」とも言われるイスラエルの情報機関「モサド」がアメリカのCIAと手を組み、様々な情報を収集していた。なんと首都・テヘランのほぼ全ての交通監視カメラをハッキングしていたという。さらに警護部隊に緊急の電話が繋がらないよう、通信を遮断したうえで攻撃を行っていた。イランへの攻撃で最初に動き出したのは、アメリカのサイバー軍と宇宙軍だと言われている。宇宙軍は敵対勢力の人工衛星の機能を妨害するシステムを配備している。
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