レアアースをはじめとした重要鉱物の安定的な確保を目指す初めての日米の閣僚会合がきのう開かれた。中国による輸出規制を念頭に供給網の多角化に向けて連携していくことで一致したとしている。きのうから都内で日米やアジアなどのエネルギー担当相の会合が始まった。赤澤経済産業相は、前列のないエネルギー安全保障問題への解決策を考える最高の場になるなどとコメント。日米閣僚会合でバーガム内務長官は、重要鉱物に関する2国間合意について日米間の関係を強化できることを期待するなどとコメント。重要鉱物は中国が圧倒的なシェアを持ち、輸出規制という外交カードとしても使われる。米トランプ政権は国をあげた取り組みを加速。西部のワイオミング州では約70年ぶりに新たなレアアース鉱山の開発がスタート。米商務省はUSAレアアースに対し株式を受け取る代わりに融資や補助金を約2,400億円投じることで合意するなど、国が主導する形で異例の取り組みを進めている。専門家は南鳥島沖海底での採掘試験を行ったり、備蓄制度を設けたりしている日本の役割が重要との見方を示す。CSISのグレースリン・バスカランは日本は中国依存の低減へ協調的アプローチを先導しているなどとコメント。重要鉱物の調達先をどう広げていくかは引き続き課題。
