アメリカのトランプ政権が在日アメリカ軍の機能を強化する計画の中止を検討しているとCNNなどが報じた。NBCは「米国軍が大幅な態勢見直しを検討しいていて、在日米国軍拡大計画中止が案として挙がっている」と伝えている。バイデン政権下では、自衛隊に「統合作戦司令部」の新設を踏まえ在日米軍司令部を再編強化する方針を示してきた。国防総省作成の資料では計画中止でおよそ11億ドルの予算削減になると試算されているという。一方で「政治的リスク」が日本で生じ、太平洋の指揮統制範囲を狭める可能性があるとも指摘されているという。