米国防総省は8日、政府が保有するUAP=未確認異常現象に関する写真や動画、文書など161点を公開した。第1弾となる今回はアメリカ・中東・アジアで目撃されたUFOなどの資料だという。2023年1月に日本周辺で撮影された動画ではアメリカ軍の赤外線カメラの照準に3つの物体が捉えられている。1969年、アポロ12号の月面着陸時の写真には複数の物体が写っていた。資料の公開は政権の透明性を示す取り組みだとしたが、身内からも批判が上がっている。共和党内からもトランプ大統領が親交があったとされるアメリカの富豪・エプスタイン氏の少女に対する性的虐待事件から目を逸らさせるためだと批判の声が上がっている。今回の資料公開について、上智大学・前嶋和弘教授は「イランへの攻撃、あるいはエプスタインファイルの話を目くらましするというふうに見えるところがある。でも、UAPの公開で自分の支持層の中で『トランプ氏を応援するために行くぞ』という人が出ることを狙っている」と指摘した。
