米国のバイデン大統領はメキシコ国境からの不法移民の流入を抑えるため、事実上の国境封鎖を可能にする大統領令に署名した。大統領令は1週間の不法移民の数が1日平均で2500人を超えた場合、亡命申請を受理せず入国を許可しないという内容で、平均が1500人を下回れば亡命申請の受理を再開する。最近の不法移民の数は1日平均3500人を超えており、事実上の国境封鎖。米国への不法移民は世論の批判も高く、11月の大統領選を控え、トランプ前大統領にとって格好の攻撃材料になっている。
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