米国の野党共和党は8日、11月の大統領選挙に向けた公約となる綱領案をまとめた。不法移民の流入阻止などトランプ前大統領の主張を全面に打ち出している。綱領案は、不法移民に対する史上最大の強制送還や労働者の大幅減税などを明記した。また選挙の主要な争点である人工妊娠中絶について保守派が求める全米での禁止には踏み込まず、各州の判断に委ねるとして、無党派を意識した内容となっている。米国のメディアは2020年の前回選挙の綱領よりも保守的な主張が抑えられたと指摘している。
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