アメリカ・ハリス副大統領は、日本時間の明日から始まる民主党大会を前に大統領選挙の激戦州でキャンペーンを展開し勝利を訴えた。ハリス副大統領は18日、副大統領候補・ウォルズ氏とともに激戦州・ペンシルベニア州をバスで回り、選挙活動を草の根で支えるボランティアを鼓舞した。アメリカ・シカゴ中心部では民主党大会に合わせて、大勢の警官が見守る中、パレスチナや中絶に関するデモが行われている。民主党は19日から4日間の日程で党大会を開催し、会場周辺では警備が強化されている。最終日にはハリス副大統領が民主党の大統領候補として演説に臨み自らが描く国家ビジョンを訴える。最新の世論調査ではハリス副大統領がトランプ前大統領をきん差で上回る結果も出ていて、ハリス陣営としては党内の結束を高めて選挙戦に勢いをつけたい考え。