来月5日の米国大統領選挙に向け、副大統領候補の民主党・ウォルズミネソタ州知事と共和党・バンス上院議員による初のテレビ討論会が始まり激しい論戦となっている。イランへの対応をめぐり、ウォルズ氏は「ハリス氏には安定した指導力と同盟国をまとめる対応力がある」と主張、バンス氏は「トランプ氏は世界に安定をもたらし効果的な抑止力を実現できる」と反論。不法移民への対応について、バンス氏は「歴史的な移民危機が起きている。犯罪を犯した移民を国外追放する」と訴え、ウォルズ氏は「トランプ氏が反対した国境を強化する法案を可決すべきだ」と強調。