国内の販売価格の指標とされる田中貴金属工業の今日の店頭小売価格は1g当たり1万5104円となった。3日連続で過去最高値を更新し、およそ半月で1000円以上上昇している。大統領選挙を間近に控えた米国経済の動向や緊迫化する中東情勢を巡って金融市場が不透明感を増していることから安全資産とされる金を買う動きが広がっている。また、外国為替市場で円安ドル高が進んでいることも円建ての金の価格を押し上げている。
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