米国では州ごとに開票が行われていく。米国・フロリダはこれまで激戦州だったが、今回は早めに当確が出た。ヒスパニック票が多く、トランプ氏がヒスパニックの支持を受けているといえる。激戦州の7州のうち4州で開票が始まっている。中でも米国ペンシルベニアは特に激戦州で、ここを取った方が大統領になるといわれている。米国・ミシガンは民主党が強いが、アラブ人口が多い。イスラエルのガザ侵攻があり、ハリス氏に流れるのかトランプ氏に流れるのか、アラブ票の行方が注目され、大統領選の結果を左右するとみられる。米国ペンシルベニアは出口調査で無党派層の50%がトランプ氏、44%がハリス氏を支持したという。州より郡レベルに注目すると、ノースカロライナとジョージアでハリス氏が善戦している。ABCの全米の出口調査では、投票で何を最も重視したかについて尋ねた。民主主義の状況が34%、経済が31%と続く。また、国民の経済状況については、非常に良いと良いが33%、あまり良くないと悪いが66%となっている。